この相場は本当に見ているだけで心が疲れる。

最も崩壊したのはETHだ。今回はダイレクトに下落率のトップになった——主流のコインが先頭を切って下落している。たくさんのイーサを握っている身としては、辛くないわけがない。去年のあの機関投資家の狂乱買いの時、ついに5000ドルの壁に近づいたとき、確かに一部を売った。本来は5000ドルをしっかり超えてからメインプランを実行しようと思っていたのに、ここ数日の下落で、つい衝動的にディップを買いで少し買い増しをしてしまった——今や全てが緑色だ。

これを話すのは貧乏自慢ではなく、ただの事実を伝えたいだけ：本当にあるコインを握って、みんなが羨む価格まで持っていくのは、あまりにも難しい。途中の何度も折り重なるような試練は、実際に経験しないと本当のところはわからない。今の価格は、まだ完全に破壊的なレベルには達していない。やはり2000ドルでETHをディップ買いした記憶が今も鮮明だ。誰が未来に1500ドル以下に落ちることを保証できるだろうか？

ETHがこうなら、アルトコインは言うまでもない。

さらに、最も堅実に持ちこたえているBTCも、今や10万ドルという心理的な壁を死守している。こういう状況では、下落を免れることは難しい——次の数週間で起こる可能性もある。ただし短期的には、かなり下落が激しいので、技術的な反発で一息つくことになるだろう。

もっと魔幻なのは、こんなにひどいマーケット環境にもかかわらず、プロジェクト側が平然と収益を得ていることだ。昨日登場したMMTは、深夜に10倍のポンプを仕掛け、多くのヘッジアカウントは朝にはショートポジションを解消していた。これがこのマーケットの最もリアルな一面なのかもしれない……