目前の相場状況を日足から見ると、ビットコインは6月の安値99,000付近まで正確に調整した後、反発を始めています。これは日足の実体が10万の大台を下回ると弱気の継続、逆にこの下値を割らずに維持できれば反発の兆しと解釈できます。今後は、今回下抜けた箱型構造の底値106,000付近が重要なポイントとなり、このラインを割ると底からトップへの転換点となり、上抜ければ再び強気市場の再開と見なせます。

イーサリアムの動きはビットコインよりも弱気です。今回の下落で日足の実体が8月の安値3,380を下回り、短期的には3,380-3,500-3,600の抵抗帯に位置しています。トレンドの転換点はビットコインと同様に、前期の箱型構造の底値3,750-3,700が今や抵抗ラインとなり、これを上抜ければ再び強気市場の始まりと判断できます。イーサは今回の下落幅が大きいため、反発の余地も大きくなる見込みです。

総じて、現在の反発は必要な修復過程と考えられます。以前は箱の上部の11万6千、イーサは4,250付近から空売りを仕掛けており、箱底まで下落した局面でも下抜けを正確に予測し、空売りトレンドを捉え続けて12連勝を達成しています（詳細は過去の記録参照）。

実際の取引では、ビットコインは100,000を突破し、イーサは3,200を割った後に買いポジションを取り、現在も保有中です。未エントリーの方は、ビットコインは10,4000-10,4500、イーサは3,450-3,480の範囲で軽めの空売りを仕掛けるのも良いでしょう。これは私たちの買いポジションの利確後に空売りに切り替える準備です。ターゲットはビットコインは10,2500-10,1500、イーサは3,350-3,250付近を見ており、短期的にはこの範囲内で調整を続け、その後の方向性を見極める見込みです。

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