市場は忍耐強く待つ者を決して裏切らない。深夜に昨日の上昇勢いを引き継ぎ、価格は104,500付近まで上昇したが抵抗に遭い下落、その後は102,700付近で反発を抑えつつ下落し、現在は103,000ラインを行き来している。ETHも同様の動きで、3,480の高値に達した後圧力に押され、最低3375まで下げ止まった。

正直、この反発はやや虚しい感じだ。四時間足では小さな陽線と陰線が行きつ戻りつしており、出来高も明らかに縮小している。さらに重要なのは、強気派が前回の下落で残したいくつかの抵抗ラインを依然として突破できていないことだ。これから上方の売り圧力は重く、反発には持続力が乏しいことを示している。1時間足で見ると、三連陰線が中央のミドルラインを突き破り、売り圧力がかなり強いことがわかる。ボリンジャーバンドは三本の軌道が平行になり、典型的な横ばい・レンジ相場のサインであり、短期的な方向性は不透明だ。

MACDはゴールデンクロスしているものの、よく見ると動力柱が徐々に短くなっており、ゼロラインの上にあるものの、この衰退状態は買い勢力が持ちこたえられなくなる兆候だ。反発がどこまで続くかは疑問だ。したがって、木曜日の戦略は明確だ：高値で空売りを狙う。

ビットコインは104,000付近で空売りを仕掛け、102,500〜102,000の範囲をターゲットにする。
イーサリアムは3,450付近で空売りし、目標は3,350。