ミームコインの混乱：WSBトークン、数時間で90％急落、創設者間のドラマが明らかに

またまたメムコインの災難です。WallStreetBetsのサブレディット公式コインとされたWSBトークンが、わずか数時間で90％も価値を失い、共同創設者のzjzWSBが約70億トークンを334 ETH（約63万ドル）で売り抜けたことで、完全に崩壊しました。

ここから事態はさらに複雑に。オンチェーンの探偵ZachXBTは、ウォレットが68億WSBトークンを送金しているのを発見。実はこの売却はzjzWSB自身によるもので、モデレーターのOIPが実行を指示していたことが判明しました。つまり、これはただのハッカーによるものではなく、チーム自らが自分たちのプロジェクトをラグプルしたのです。

数字が物語っています：

• WSBの価格：$0.000535 → $0.000066（90％の暴落）
• 一度の売却：334 ETH（約63万ドル）を1つのウォレットから
• 二次売却：別のウォレットが46.7百万WSBを8.312 ETHで売却

しかし、それだけではありません。zjzWSBのツイートからは、他のモデレーターとの内部対立も明らかに。「WSBModとWSB Ashは実際のWallStreetBetsサブレには属していない」と主張しています。まさにクラシックな暗号通貨の劇場です。

WSBModは、zjzWSBが4時間以内に反応しなければFBIに通報すると脅し、資金回収に希望を持ち続けていると述べています。一方、暗号コミュニティはまたもや、「公式」メムコインがポンプ＆ダンプだったことに笑ったり泣いたりしています。

教訓は？ 有名な名前がついているからといって、それが本物だとは限らないということです。よくある手口： hypeして、大きなコミュニティとつながりがあると見せかけて、創設者たちがTwitter上で争っている間に資金を持ち逃げする。