ウォール街の投資銀行：ビットコインは金に比べて過小評価されている、目標価格は17万ドル？

【暗号界】最近、非常興味深い見解が出ています。あるウォール街のトップ投資銀行のストラテジストによると、ビットコインは現在、特に金と比べて過小評価されているというのです。

まず最近の動きを振り返ると、BTCは10月のピーク12.6万ドルから一気に10万ドルを割り込み、20%以上の下落を見せました。この下落の主な原因は、先物市場のレバレッジ解消と永続契約の大量清算、さらにあるDeFiプラットフォームへの攻撃による1.28億ドルの損失です。これにより市場のセンチメントは大きく揺らぎました。ただし良いニュースもあります。レバレッジ比率は正常水準に戻り、最も激しい清算局面はほぼ終わったと見られています。

このストラテジストは面白い計算をしています。ボラティリティ調整後の見積もりによると、ビットコインの時価総額2.1兆ドルが金の6.2兆ドルの個人投資規模に追いつくには、価格が約17万ドルまで上昇する必要があると指摘しています。つまり、まだ約三分の二の上昇余地があるというわけです。

現在、BTCは約10.18万ドル付近で乱高下しており、1.4%の下落。金は1オンスあたり3981ドルでほぼ横ばいです。両者の評価差、これが次の市場の想像力を刺激する要素になるのかもしれません。