最近大きな落とし穴にハマったので、皆さんに教訓を共有します。

事情はこうです。最初に、ある有名なプラットフォームのウォレットで推されていたListaの理財商品を見て、プラットフォームの背書が信頼できると思い、投資しました。結果、これが実はMEV借貸プロトコルであることが判明し、問題が発生しました。資金を貸し出した側としては、今や全く引き出せなくなっています。

さらに悪いのは、唯一の担保物であるSUSDXの流動性がほとんどないことです。ある操作者の杨舟さんが、プール内のUSDTを借りて空にしてしまい、金利が800%に跳ね上がりました。この人は今も返済を拒否しており、事態は完全に膠着しています。

技術的に言えば、スマートコントラクトのコードはルールそのものです。しかし、Listaは当初のプロダクト表示に誤解を招く部分があった疑いもあり、MEVプロトコル側も何の声明も出していません。この攻撃により、780万ドルの資金が失われており、私たち個人投資家にとっては決して小さな額ではありません。

正直なところ、プラットフォームには法的責任はないかもしれませんが、この問題を適切に処理しないと、業界全体の信頼が傷つきます。プラットフォーム、プロジェクト側、プロトコル側、そしてユーザーも含めて、話し合いをして損失を公平に分担することが望ましいです。

皆さんへの警告です。DeFiの理財商品は、単に利回りだけを見るのではなく、底層の仕組みや担保の流動性、プロトコルの安全性もしっかり調査してください。コードの世界には「こうすべきだ」というものはなく、「できるかどうか」だけです。