# 英国がついに暗号資産規制に動き出す—だが遅すぎるのか？

英国財務省はついにタイムラインを発表：暗号資産規制の枠組みが2025年初頭に導入される予定です。経済大臣のチューリップ・シディク氏はロンドンのトークナイゼーション・サミットで、ステーブルコイン、ステーキング、暗号資産を一括で取り扱う方針を発表しました—もう断片的な遅延はありません。

重要なポイントはこちら：

**良いニュース**
- ステーキングサービスは自動的に「集団投資スキーム」として分類されなくなります(これは暗号業界最大の悩みの種)。政府はこの法的グレーゾーンを解消することを約束。
- ステーブルコインは2023年10月から法的な宙ぶらりん状態が続いていましたが、ついに明確なルールが導入されます。
- オールインワンの枠組みにより、規制のモグラ叩き状態から脱却。

**背景**
前政権の保守党は2024年7月までに暗号規制を約束していましたが、実現しませんでした。政権交代でさらに遅延しましたが、キア・スターマー氏率いる労働党政権は本気で取り組んでいるようです。

**問題点**
英国がもたつく間に、EUは今年末までにMiCAを実装し、米国市場は暗号人材を奪っています。英国は長らく(主にFCAのせいで)暗号資産に非友好的と見なされており、この遅い展開はプラスになっていません。

これまでの唯一の暗号資産関連の成果は？9月のNFT法案でデジタル資産を財産として分類したこと。小さな一歩ですが、大きな意味があります。

**結論**：2025年初頭は、英国の暗号資産分野への野望にとって正念場となります。これ以上の遅延は許されません。