一根週足陽線が、空売り筋の台詞を全て飲み込んでしまった。



​四週連続で、金は4400から3946まで一直線に下落した。毎週下落し、毎週誰かが「来週も下がる」と言った。ところが五週目、非農業部門雇用者数が大きく予想を外し、雇用増加はわずか5.7万人。利上げ期待が一瞬で緩み、金は五日間で240ドル急騰し、一本の週足陽線で四週連続下落に終止符を打った。

​しかし蠡叔ははっきり言っておく:四週連続下落の終了は、四週連続上昇の開始を意味しない。

​この週足陽線の原動力は空売り筋の買い戻しであり、新たな買い手の参入ではない。どういう意味か?以前過剰に利上げを織り込んでいた空売り筋が、非農業部門雇用者数の発表で不意を突かれ、踏み上げ的な手仕舞いが金価格を押し上げたのだ。このような反発の特徴は、勢いよく来るものの、持続力に欠けることだ。空売り筋が手仕舞いを終えた後、誰がさらに買うのか?

​答えは二つの側面にある。一つは7月中旬のCPI。インフレが4%以上に張り付き続ければ、利上げ期待はいつでも再燃し、空売り筋は再びテーブルに着くだろう。二つ目は4180を守れるかどうか。これは過去に何度も反発を抑えたレジスタンスラインであり、ここをしっかりとサポートに転換できれば、4300が射程圏内に入る。守れなければ、ボックス相場の運命となる。
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