マイケル・セイラーが謎めいた「99>98」というメッセージを投稿したことで、企業が巨大なビットコイン保有量を拡大しているとの憶測が広まり、機関投資家が積極的な積み増し戦略を注視している中、戦略のサインが再び示された。
ソフトウェアインテリジェンス企業兼ビットコイン保有企業のStrategy Inc.(NASDAQ:MSTR)は、2月15日にデジタル資産の規模とパフォーマンスを強調しつつ、ビットコインの保有量を拡大した可能性を示唆した。
戦略のエグゼクティブチェアマン、マイケル・セイラーは、ソーシャルメディアプラットフォームXで「99>98」と投稿し、同社の過去のビットコイン購入履歴を追跡するオレンジドットチャートを添付した。このビジュアルは、時間経過とともに各取得ポイントをプロットし、市場サイクルを通じた体系的な積み増しのパターンを強調している。
セイラーは頻繁にオレンジドットチャートを戦術的なシグナルとして使用し、戦略によるビットコインの買い増しを示唆している。彼のStrategy Trackerチャートの各ドットは個別の購入イベントを表し、公式SEC提出前の数日間、「Back to More Orange Dots」や「Orange Dots Matter」といった謎めいたフレーズをキャプションに添えることが多い。
「99>98」というフレーズは暗号市場全体で大きな関心を呼び、Xのユーザーの中にはその意味を問いただす声もあった。一部の観測者は、このメッセージは次の発表がStrategyの99回目のビットコイン購入を示し、前回の98回目の購入(1,142BTC)を超える規模になることを意味していると解説している。
Strategyはこれまでに98回ビットコインを購入しており、市場の変動やマクロ経済の変化にもかかわらず、保有量を着実に増やしてきた。ビットコインの最大の法人保有者として、同社のビットコイン戦略は、バランスシートの配分、レバレッジの動き、長期的なデジタル資産の普及動向を評価する機関投資家から注目されている。
また、Strategyの公式ウェブサイトに掲載されたデータによると、同社の総保有ビットコインは714,644BTCで、平均取得価格は約76,056ドル、総コストベースは約543億5000万ドルとなっている。市場価格に応じて変動しているが、直近の2月9日に行われた購入では、1,142BTCを78,815ドルの平均価格で取得している。