韓国証券決済機構によると、韓国の投資家は7月1日から27日までに米国株で35.9億ドルのネット買いを行い、国内への資金誘導を図る政府の取り組みを覆した。金額は6月の6.32億ドルの5.5倍で、特にレバレッジ型半導体ETFやテクノロジー株への資金流入が目立った。フィラデルフィア半導体株ブル3X ETF(SOXL)は、単独で17.6億ドルのネット買いを記録した。この反転は、単一銘柄のレバレッジ型ETFや、国内資本を維持するために立ち上げられた「Returning Investment Account(RIA)」の税制優遇プログラムなど、直近の政府方針を弱めるものだ。
資本の流出はドル需要の急増と時を同じくしており、外貨預金が過去最高まで押し上げられている。韓国銀行によると、ドル預金は6月に978億ドルに達し、2012年以来の最高水準となった。RIAの税制優遇も弱まっており、控除率は当初の100%から、8月1日から50%へと引き下げられる。