ロベコ・アセット・マネジメントによれば、同社のグローバル株式ポートフォリオ・マネジャーであるクリス・ブクヴァルワーは7月14日、好調な業績を上げているテック株のポジションを利益確定のために一部縮小しつつ、金融、ヘルスケア、生活必需品セクターへの投資エクスポージャーを拡大することを推奨した。ブクヴァルワーは、今後数年にわたりAIの成長は依然として維持されるものの、AIのバリュエーションが上昇する一方で、代替的なセクターの方がより魅力的なリスク調整後リターンを提供しており、投資環境は変化していると述べた。
ロベコは、インフレ圧力や金利リスクの可能性と相まって、世界的な企業業績成長が異常に強いことは、ポートフォリオに慎重さを要すると警告した。同社はまた、FOMO(取り残される不安)心理に駆動される過度なモメンタム取引によって、市場のリーダーシップが少数のメガキャップ・テクノロジー企業に集中しており、グロース株がインデックス全体に占める割合は歴史的な範囲である40〜50%だったのに対し、現在は60%になっていると指摘した。マネジャーは、これはAIから完全に撤退する呼びかけではなく、リバランスを行い、過小評価されているセクターにまでAI投資拡大の波及効果を取り込むことだと強調した。